私もかつてはそうでした。長文ですみません。 　私は、短大を卒業して委託会社に4年勤めました。 入社前は、国家試験の勉強と仕事を両立しようと張り切っていましたが、とんでもなかったです。 　残業がなかったのは最初の3日間のみ、徐々に増えていき、半年後には月の残業時間の合計は180時間を越えていました。 　労働環境は苛酷を極め、仕込み、調理、盛り付け、洗浄のすべての人材が足りず、夕食の洗浄後に仕込みをし、それが終わったらやっと献立を作成し・・・。休日は月に4日ほどでした。ちなみに、先輩栄養士たちは一人ひとりやめていき、入社当時6人もいた先輩たちは2人しかいなくなりました。パートさんや栄養士の求人をしても募集がなかったり、あっても長続きしませんでした。結局、残った3人が平等に過酷だったし、しかも同じ委託会社のほかの事業所も同様の状態だったので栄養士の労働環境はこれが当たり前だと思っていました。 　他の事業所では、委託会社に対して親が裁判を起こして残業なしとなった栄養士もいたそうです。残業代は44時間くらいまでは出ていましたが、残りの１36時間はただ働きです。もう5年以上前の話になりますが、現在でもこの状況だそうです。 　わたしも国家試験を受けたかったので、勉強する時間がほしくて退職しました。 　しかし、自分にできることは栄養士業務しかなく、退職後に就職した会社もやはり委託会社でしたが、残業０、週休2と労働環境がまったく違っていました。 　優しい調理師さん、お母さんみたいなパートさんたち・・・。私の仕事は献立作成と発注などの、栄養士事務のみ、現場には出る必要はありませんでした。 　おかげで無事に国家試験に合格でき、今は病院で管理栄養士業務に専念しています。　　　今思うと、最初から2箇所目の職場だったら、社会人として、栄養士として今以上にストレスに弱い人間になっていたと思います。 　ちぃさんが今までされてきたご苦労は、決して無駄にはなりません。 栄養士の労働環境が劣悪なところが多いことは事実ですが、良いところもあることも事実です。後1年の実務研修、どうか良い職場でありますように！ 　同じような経験をしたものとして応援しています。