私は管理栄養士、介護支援専門員、准看護師の資格をもっています。現在は進学して2年後には正看護師になる予定です。 何故、こんなに学校へ行ったか・・・ 管理栄養士として病院や老健、学校給食など経験しました。その中で疑問に思ったのが「教育入院や症状悪化をして入院した患者さんが改善して在宅に戻っても、すぐに悪化して入院してくるのは何故？」 ある病院の師長さんとお話しをしていて、「じゃあ、ケアマネになって在宅の患者の手助けするのもいいんじゃない？栄養指導だってできるし」という言葉をもらい、仕事をしながら3ヶ月勉強して介護支援専門員の資格を取り、精神科併設の居宅介護支援事業所へ転職しました。 在宅の患者は不安と知識がないことから栄養だけではなく、生活全般に援助が要りました。そんな中、家族から患者さんが急変したけど救急車は呼びたくない！見に来て！」と連絡があり訪問。ステートで聴診しなくても呼吸音異常と意識混濁、発熱状態から肺炎の可能性を感じましたが、どうしても救急車を呼びたくないという家族に対して私は医療の知識が足りないことで、強く救急要請の必要性を伝えることはできませんでした。結局、私がいつも他の患者さんでお世話になっている診療所へ連絡して相談し、継続的な往診を依頼するという条件で無理にDrにきてもらい、Dr判断で救急要請となりました。書籍では医療の勉強を自身でも行いましたが独学には限度があるので、上司へ相談して午前中勤務して（もちろん24時間携帯は持っていました）、午後に准看護学校へ行かせてもらいました。その会社も2月で退職して現在は正看護師になるべく、看護学校へ通っています。 厚労省は平成30年に介護療養型病院の廃止を決定しています。医療行為が必要な患者さんが在宅へ戻ってくるということで、今年4月から24時間の訪問看護訪問介護一体型のサービスが介護保険のサービスの1つとして新設されました。在院日数が減り、慢性疾患の患者さんが増えているこの世の中で、これからは患者さんの家に訪問するサービスが主流になってくると思います。私は訪問看護で在宅の患者さんにアセスメントをして看護も栄養指導もできる人材を目指しています。 みなさんがどのようにお考えになるかわかりませんが、私は資格にとらわれず自分が患者さんのために何ができるかを考えたいと思っています。