総合病院勤務時に栄養課と兼任でCRCの仕事をしました。
とは言っても、3カ月程で、子供の体調不良のため退職しましたので、CRCとして仕事をしたとは言えませんが、その中でどんなCRCの方がどんな仕事をしていたのか簡単に説明します。
治験コーディネーターと言う名前の通り、治験の進行をサポートします。
直接栄養士や管理栄養士の資格を活かせるという場ではないかもしれませんが、臨床に興味のある方なら、やりがいはあると思います。
・医師などに治験の説明会を開いたりするため、説明するための資料の作成
・治験マニュアルをよく読み、おかしなところがないか、また説明できるように理解する
・簡単な治験の場合、担当になったCRCが直接医師に説明に行く
・治験対象となる患者様をカルテ(検査値、病状)などから調べる
・治験を行うことになった患者様に、医師の診察の後、CRCが今後の 予定や投薬方法、記録の仕方など、詳しく説明をする
・治験の患者様が受診などで来院されたら、CRCが診察室などにも一 緒に入り、サポートをしたり、待ち時間などに患者様の様子などを聞く
・治験で採血などの検査をする場合、前日に採血室に採血キットを渡し に行き、治験の患者様が来ることや検査方法を説明する
他にもありますが、以上の様なことが主だと思います。
医師、患者様、製薬会社の担当の方などと、話しながら、円滑に治験を
進めていかなければいけませんので、コミュニケーション能力が一番大事だと思います。時間外は当番制で携帯をもって患者様の対応をしていました。
職種は薬剤師、臨床検査技師、看護師がほぼ同人数で、記憶では薬剤師の方が少し多かった気がします。
2012/06/20