こんにちは。 多分ですけど、老人福祉施設とか、介護施設にお勤めになられているんですよね？ 動タン比(動物性たんぱく質比)は、高齢者では実際、嗜好や、食欲の兼ね合いもあり、摂取できる動物性たんぱく質はかなり少なくなってしまうとは思います。 よって、成長期や肉体労働者のような『少なくとも50％は動物性タンパクから』というのを当てはめる必要もないでしょうし、かといって、少なすぎても問題視されそうなので、やはりここは、実際に数日間の献立を立ててみて、その献立の動タン比がどうなっているか観察してみて決めてはいかがでしょうか？ よほど偏った献立でなければ、だいたい1日20g前後の動物性タンパクを取る形になり、 結果たんぱく質の設定55g中、 半分くらいになるのであれば問題ない栄養管理。…なのではないかと、逆転的考えですが、思います。 結局のところ、動物性たんぱく質の比率にしても、その他の栄養比率にしても、その食事を提供する施設が根拠とか理論に基づいて独自に考えた基準なら、それでいいのではないかと… もちろん、それは固定的基準ではなく、再考を繰り返すべき基準になり、半年か、一年おき位に練り直す、流動的基準として考えなくてはなりませんが。