特養栄養士です。
一部分の観察ではなく1食を摂取し終えるまで見ていないと、嚥下状態などをしっかりと判断できないこともあります。
その間、介助をする介護士以外にただ見ている人がいるというのは、食べる側も落ち着いて摂取できないと思います。認知症の利用者の中には、見られていることで不安になり嚥下をやめてしまう方もいますので、利用者の為に、私は栄養士であっても食事介助に入ります。
時間に余裕があるわけではないので毎日ではありませんが、利用者がどう思うかを考えて行動しています。
介助に入ることで良かったことは、
・介護士と多く関わっているので、情報共有が遠慮せずに行えること。相談をされることも多い。
・利用者に顔を覚えてもらえ、本音を言ってもらえる関係づくりに役立つこと。
・調理員に指示を出す時に、利用者の状況を伝えることで、少し難しい対応でも理解してもらえること。
感染症が気になるというのは、言い訳だと私も思います。食器を下膳して手洗いしている時にも、残菜等が肌に触れているのですから、十分な手洗いや準備をすれば問題ないのでは・・・?
2013/08/29