昨年7月に総菜管理士二級、この7月に一級を取得しました。
私は三年前から教育関連の仕事をしており、学生を総菜管理士を斡旋している立場上取得したため実務についてはお答えできません。
ですが、受験内容についてはお答えできます。
全体的に勉強内容は総菜工場の管理というスタンスです。衛生管理はもちろん包装や工場経営までですね。
受験内容としましては、総菜管理士は10月から翌年3月の間に下記1と2を行い、7月に試験3を受けます。
1、毎月一科目ずつ勉強していき、小テストを提出する。小テストは20問でイエスかノーの2択。webか郵送で提出。一定の正解率でその科目の研修が合格となりますが、通信教育ですので、一度自力で解いた後、テキストで答え合わせしたあと提出することが可能です。ですので小テストで落ちることはないかと思います。気をつける点としましては、科目によっては実務とテキスト上(法律上)で異なるところがあるかもしれません。その際は当然ですがテキスト上の答えを解答するようにしてください。あと、法律もちょこちょこ変わっているので注意してみてください。
2、集合研修は必修です(ただし、出張や忌引き、体調不良による欠席は可。要届け出)。
研修内容は全級合同です。私の時は食品表示やハサップについてでした。協会お抱えの大学教員などが最新の状況について話すという感じで、試験内容には出題されません。
3、試験内容は5択で一科目20問×科目数です。各科目4割以上かつ全体正答率が6割以上で合格です。合格率は各科目多少異なりますが8割前後です。試験は、私が受けた2年間は直前に配られる重要問題集から全く同じ問題が各科目10問程度ずつ出題されました。つまり重要問題集をしっかりやるだけで5割の正答率を確保できます。あと半分も重要問題集の類似問題が2割、小テストの類似問題2割、1割は新問題(テキスト内容から)でした。要は重要問題集をがっつりやれば余裕で合格できると思います。重要問題集の配布が試験一月前にはくるので通勤電車や隙間時間で充分かと思います。
結論としましては、試験の難易度は対してというか決して高くないです。会社が出してくださるというのでしたら、おそらく査定アップの対象となる可能性が高いので受けてみたらいかがですか?
2015/08/09