提供された食事で入所者33人が食中毒に
東京都保健医療局が東京都港区の高齢者施設「サニーライフ芝浦」で、食中毒が発生したと7月23日に発表している。
同高齢者施設の訪問診療医から7月10日の9時10分に、「7月9日の夜から7月10日にかけて、入所者20人ほどが下痢やおう吐の症状を呈している」といった旨、港区みなと保健所へ連絡が入った。
港区みなと保健所が調査を行った結果、同高齢者施設の入所者33人が7月9日の22時ごろから7月10日の10時ごろにかけて下痢などの症状を呈していたことや、給食施設で調理した朝食・昼食・夕食を食べていたことなどが明らかとなった。また、患者9人のふん便と検食1検体(冬瓜の煮物)からウエルシュ菌も検出された。
同高齢者施設の訪問診療医から7月10日の9時10分に、「7月9日の夜から7月10日にかけて、入所者20人ほどが下痢やおう吐の症状を呈している」といった旨、港区みなと保健所へ連絡が入った。
港区みなと保健所が調査を行った結果、同高齢者施設の入所者33人が7月9日の22時ごろから7月10日の10時ごろにかけて下痢などの症状を呈していたことや、給食施設で調理した朝食・昼食・夕食を食べていたことなどが明らかとなった。また、患者9人のふん便と検食1検体(冬瓜の煮物)からウエルシュ菌も検出された。
港区みなと保健所がウエルシュ菌による食中毒と断定
前述の内容に加え、患者の発症時間に一峰性がみられたことや、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことなどから、港区みなと保健所は、同高齢者施設の給食施設が7月9日に調理・提供した食事を原因とするウエルシュ菌による食中毒と断定した。
なお、同給食施設は7月9日から食事の提供を自粛。港区が7月23日から3日間の営業等停止処分を下している。
(画像はプレスリリースより)
なお、同給食施設は7月9日から食事の提供を自粛。港区が7月23日から3日間の営業等停止処分を下している。
(画像はプレスリリースより)