高齢者で、食事量を変えていないのに体重が増加しているという事の理由の一つとして、活動量が減った事に加えて浮腫みはありませんか?
高齢者は、普通に考えれば徐々に筋力が落ちて体重も落ちて、食事量も落ちて…というのがナチュラルな流れだと思います。
ご年齢がおいくつの方かは分かりませんが、かなりのご高齢の方であれば、普通に考えれば代謝機能、胃腸の機能なんかは落ちてきて当然ですから、食事からの栄養の吸収が出来なくなってきて当たり前のところで体重増加となると、浮腫みが気になります。
外見的な浮腫みだけでなく、心臓に水が溜まったり…という事もあるようなので、単純に体重が増えた=喜ばしい事とも言えない場合があります。
その辺りは看護職員さんに相談してみたら良いと思います!
『水分や栄養が取れなくなって、そのまま枯れてお亡くなりになるか、栄養を入れたりして代謝不良により体に水が溜まって溺れるように亡くなるか、高齢者の亡くなり方は極論を言えばこの二つ』と、私は看護職員さんに教わりました。
枯れて亡くなる方が溺れるように亡くなるより本人的には苦しくないから、より自然な死をと考えるなら前者の方向で進めるようにするんだそうです。
ボディチェックと毎月の体重推移を把握して、浮腫みは無いかどうか等、服薬による副作用も含めて是非看護職員さんと連携して原因を探ってみてくださいね!!
2021/02/13