私は新卒時管理の資格はなく栄養士のみでしたが、同じく委託給食に入り理想と現実のギャップに悩んだ時期がありました。せっかく栄養士の資格があるのにやってることは調理師と同じじゃんと…。調理現場は基本立ちっぱなしだし、時間との勝負だし、体力的にも精神的にもきついですよね。
でもせっかく縁があって入った会社だし、何事も無駄なことはないと信じて調理から洗浄、仕込みまで一通り一人でこなせるようにと必死に食らいついていきました。
3年目で委託給食から直営型の特養に転職し、そこで働きながら管理栄養士の資格を取り今に至ります。現在の職場は調理師と管理栄養士・栄養士の業務が基本完全に分かれているため、栄養ケアや献立作成の事務業務が主ではありますが、委託給食での経験は大きく役に立っているなと感じます。
現場の事をある程度知っているからこそ職人気質な調理師さんとも対等に渡り合えますし、欠員が出た際のいざという時のお助け役(笑)にも重宝されますし。私の経験則ですが、現場の内情を把握できず口だけ出されるのが、調理師問わずとにかく煙たがられますので…。
あくまでも私の経験のため、質問者さんがなりたい管理栄養士像とは違うかもしれませんが、決して今の仕事が無駄になることはないんじゃないかなと思います。
ある程度の目標を自分の中で立てつつ、それのクリアを目指しながらの転職活動でもいいのではないでしょうか?
2024/04/23