長々と失礼します。
出しゃばってすみません。
私もPEGについて勉強中ですので、少しでもお役に立てたらいいなと思い書き込み致します
まず、半固形流動食にはそれぞれ粘度もしくは硬さがあります。
推奨されている粘度は、合田先生の案である20000cP以上。
もしくは、硬さでいえば蟹江先生の案である1000~1500N/m2です。
粘度や硬さは低くなればなるほど、柔らかくなり注入しやすくなります。
しかし、粘度がゆるくなればその分、下痢や逆流のリスクは高くなります。
今半固形流動をお使いということは、下痢や逆流の危険性が高い患者さんだと思います。
そのため、粘度を低くすることはお勧めできませんよね?
★今お使いの半固形流動食の粘度や硬さはどのくらいでしょうか?
あと、PEGの種類によってチューブの太さが異なります。
一般的にPEGの種類でチューブ型よりボタン型の方が半固形が注入し辛いです。
それは、ボタン型のチューブの方が内径の小さいことが多いからです。
半固形を注入するなら、チューブの内径が20Fr以上が理想だと聞いたことがあります。
例えば経鼻用だと5~8Frくらいですが、これでは半固形は注入できませんよね。
★患者さんのPEGはチューブ型ですか?それともボタン型ですか?
★患者さんのチューブはどのくらいの太さですか?
様々な場合があるので、いくつか確認する必要があると思います。
また注入し辛いのであれば、加圧バッグでの投与法もありますよ。
色々検討してみてください。
2009/07/30