こんにちは。
私の状況にも少し合うので投稿させて頂きます。
大学卒業後、施設栄養士を退職して、約2年間アメリカに語学留学しました。
時系列としては、大学卒業 → 約2.5年勤務の施設栄養士退職 → アメリカへ約2年間留学 → 帰国 → 管理栄養士合格 → 病院へ入職し10年間勤務 → 現在に至り、4月末にて退職予定です。
退職に関しては、ありがたいことにどちらの場合も、「頑張ってきなさい」と背中を押してもらいました。ただ、今回は、本来去年の11月退職予定でしたが、人員確保のため、現在まで伸びてしまいました・・・。
私にとってのアメリカ行きは人生におけるターニングポイントとなっています。行く前と後ではすべてが変わりました。英語、様々な国の人、文化との交流、政治、経済、文化、差別、宗教、戦争、テロ、健康、教育、仕事などについて考えさせられることが多々あり、日本という国を外側から見れ、私自身の物事の捉え方、考え方、性格ががらりと変わりました。
行かせてもらって本当に良かったと感謝しています。
その反面、帰国後は、周りと考えが合わなかったり、日本での生活に窮屈さも感じ、また海外に行きたいとずっと考えていました。そして、一般に言うところの婚期も見事に逃しました。
帰国後の仕事は充実したものとなり、通常業務の給食管理、栄養管理以外にも、管理職としての経験、部下の教育・指導、災害支援、研修会での講師、アメリカでの栄養士の方々との交流(英語ができたため、病院の支援を受けて約1ヵ月間アメリカの病院、施設を見学しました)など様々な貴重な経験をさせていただきました。ただ、ここ3~4年は、直営のため厨房や他職員のフォローばかりで、管理栄養士としてやりたいこと、経験が積めず、やりがいを感じることができず、現職場での限界を感じていました。この先、現職場で働いたとしても今までの10年間と同じくらい充実した時間は持てそうにない、同じ時間を過ごすなら、自分が納得・満足できる充実した時間を過ごしたいと考え、悩みに悩んで、アラフォー真っ只中ですが、やりたいことのため、再び海外を目指すことにしました。
もし、再就職するとして、アラフォーでの再就職は困難かもしれません。考えが甘いかもしれないけど、再就職するときに強みとなる経験も積めたと思っています。社会的、経済的、多くのリスクは覚悟の上です。この選択が吉と出るか凶と出るか、先のことはわからないけど、どちらにしても、それは私の人生に必要なことと思っています。
海外に住むことは貴重な経験です。すなこさんは、まだ、お若く見受けられますので、是非挑戦していただきたいです。「百聞は一見にしかず」。知らない世界、新しい景色が見えることと思います。ただ、多くのリスクが付いてくることもお忘れなく。
2016/03/05