以前老人施設で働いており、現在は糖尿病科で管理栄養士として働いている者です 献立の中の炭水化物の割合はどうですか？？？ 高齢者のメニューでは、炭水化物の割合が多くなりやすいです。 高齢者は柔らかいものが食べやすく、米や麺類中心のメニューにプラス芋類、南瓜、煮豆、レンコンなどを好む傾向にあります。 高齢の女性糖尿病患者の大半が『ご飯と漬物があればよい』『おかずは煮物で粗食よ』『葉物野菜は歯に引っかかるから食べず、代わりに南瓜や里芋を食べるようにしています』と言われます。 痩せているのに血糖値が高い人が多いです。 食事の摂取カロリーは多くなくても、ほぼ炭水化物。このパターンだと血糖値は下がらないです。 血糖値を１００％上げるのは炭水化物。タンパク質は５０％　脂質は１０％足らずです。 夕食で、血糖値の上がりやすい炭水化物が多いと、翌朝まで血糖値が高くなり、ズルズルとずっと血糖が下がりません。 夕食で、炭水化物を控えめにしてみて下さい。 腎機能に問題なければ、代わりに豆腐などのタンパク質や葉物野菜をプラスして下さい。（多分、タンパク質不足してるかなと思います） 野菜をしっかり取る事で、血糖の上昇を抑えます。（ただし、芋・南瓜はダメですよね！） 体重減らさずに、血糖値が下がると良いですね！！