栄養士の立場から…というよりは、がん患者の家族として、今まで見てきた事の話になります。
抗がん剤(点滴)治療中は吐き気で食べられない時も多かったですが、水炊きやその後の雑炊にポン酢をかけて食べると食べれていた事を思い出します。その中でもマロニーとかがツルっと入って食べやすかったそうです。
末期に近くて食欲が落ちてきた時は、水ようかんやアイスなどが食べやすかったようです。
家族としての甘さかもしれませんが、本人が食べたい!と思うものを選んでもらっていました。
治療に耐える体力(寝たきりにならないように…とか)、食べようとする意欲も治療をしようと思う気持ちも、本人の強い気持ちがあればこそだと思います。
家族ならそれまでに時間を共にしているので好みなども分かりますが、患者さんだとなかなか気づけないですよね。話を聞いてあげてください。
そして、治療に忠実に…ではなく、少し患者さんの逃げ道があってもいいと思います。
2018/07/16