同じ名前ですね＾＾ 病院の管理栄養士です。 経験年数もまだまだ浅く、かこさんのように現場業務はほぼ未経験ですので適切な言葉を送れないかもしれませんが、私も就職して間もない頃同じように悩んでいた時、雑誌に書いてあった言葉でとても心に響いたものがありましたので、かこさんにも伝えたいと思います。 管理栄養士の新人向けとなっていましたが、栄養士でも十分に当てはまると思います。 【臨床栄養　２００９．４月号　特集より　武庫川女子大学　生活環境学部　食物栄養学科　鞍田三貴さんの言葉です】 新人の心得 １．即戦力になれると思わないこと ２．管理栄養士の専門性はなにかを間違えないこと ３．謙虚にかつ積極的に管理栄養士に期待されていることを見極めること ４．常に問題意識を持ち、解決のためのプロセスを惜しまないこと ５．出会いに感謝すること ６．プロは一日にして成らず、修行が必要であることを知ること どれも良いんですが、私は特に１．が響きました。 早く仕事を覚えなきゃ、早くあれもできるようにならなきゃ、どうしてこんなことで間違うんだろう、また失敗してしまった、先輩に迷惑をかけてしまった・・・・この仕事向いてないのかな・・・ など考えていましたが、この言葉ではっとしました。 私は早く仕事を覚えなければという中で先輩と同じ位置まで行かなければと思っていたのです。でも６．にあるように、先輩だって積み重ねてきて今があるのです。 いきなりそこまで今日、明日、新人の私たちが行き、同じように即戦力で働くというのは無理な話です（笑） 当り前のことですが、わかっていなかったんです。必死すぎて客観的に見れなくなっていたのだと思います。 かこさんは自分に今できることを精一杯されていらっしゃいます。それが確実にかこさんの力になると思います。また、あなたのそんな姿を見てくれている人も必ずいます。 仕事は慣れれば早くできるようになります。流れを掴めば、自然と体が覚えて動けます。 最近聞いた講演会【福岡県立大学　人間社会学部および大学院人間社会学研究科教授　上野行良先生】の中で、自分の思っている事はきちんと言葉にしないと伝わらないという言葉もありました。 これも当たり前のことですが、ついつい不安そうな表情でおろおろとしていたりしていませんか？その先生風に言わせていただくと、 「私がこんなにおろおろにしているのに誰も声をかけてくれない、助けてくれない・・・私、嫌われてるんだわ・・・」 なんていうことではなく（笑）相手は気づいてないだけ。ただそれだけだったりするということです。 相手は誰だって他人です。全てを察してなどくれません。戦場のような職場であれば尚更だと思います。新人は特にわからないことが当たり前です。先輩はわかっているのが当たり前です。わからないことがお互いにわかっていないのだと思います。 習っていないこと、自分では判断できないことは言葉にして聞きましょう。 勝手な判断で間違えた方が迷惑をかけます。また、時には間違いが患者さんの命にかかわる時もあります。 あまり自分を追い詰めずに、間違って後悔しても暗い気持ちをいつまでも引きずらず、失敗で学んだことだけ引っ張っていきましょう！＾＾