こんにちは。
障害福祉施設で勤務しています。
本当にいろいろな考え方ができ、難しいですよね。
同業の方からすれば、個人に合わせた柔軟な対応が出来ている方が良いと意見をお持ちの方も、
それで特に問題ないという施設の方もいると思うのですが…
個人的には、国から出ている栄養状態のリスク分類に基づき行うべきだと考えています。
記された判定基準は、知的障害の方ならその基準で良いと思います。
例えば利用者A様は、BMI30.2だが、長年その状態を維持されており、病気がなく穏やかに過ごされているなら
リスク分類上は高リスクになってしまうけれど、中リスクにしておこうなど、
個人に合わせたリスク判断をしてしまうと、基準が判断した管理栄養士の個人の基準になってしまい、
何のために国が出している基準?という気がするのと、
本来高リスク判定された方は2週に1度のペースでスクリーニングを行い正しくマネジメント業務を
していれば加算もとれますが、そのペースも個人の基準で変わってしまうのは違うように思っています。
監査で指摘を受けた際、個人に合わせた分類を行っていることを役所の方に説明ができ、
それでOKが出るなら良いと思いますが、それも監査にきた方によるのだと思います。
役所の方も何を基準にきちんと管理されている施設なのかを確認するかは、国の基準が原則なので。
私の施設では褥瘡ありで高リスクでも原因が明らかに栄養状態の問題ではない方もいますが、
2週に1度マネジメント業務を行っていますし、役所にも確認しましたが、褥瘡が出来ているので
栄養状態が関係ないと断言しきれないとのこで、あくまでもリスク分類表が原則ですとお話がありました。
kさんが個人に合わせた対応を取りたいとお考えなら、自分の地区の役所の方に確認してみると良いと思います。
参考までに。
2025/02/07