私も気になったのでネット検索してみました。
↓以下抜粋。
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検査用保存食として検食
検査用保存食の検食は、食中毒などの事故や、食中毒発生の恐れ、異物混入、異味、異臭や腐敗、カビの発生など食品に異常が発生した場合に、原因究明の検査を行うための検査用保存食で、実際に使用した食材や提供した食事を冷凍保存したものです。検査用保存食は実際に食中毒などの事故が起きた際には保健所へ提出する必要があります。
検査用保存食としての検食が義務付けられている業態は?
検査用保存食としての検食の実施については、「食品衛生法」という法律によって定められており、検食実施は給食施設だけでなく、飲食店舗や仕出し屋、弁当屋、旅館、製造業など、食に関わるさまざまな業態や施設で義務づけられています。
食品衛生法では、検査用保存食は「弁当屋、仕出し屋、給食施設」と「旅館、民宿、ドライブイン、その他の飲食店が1回に50食以上の仕出しや調製を行う場合」においては72時間以上の冷蔵保存が義務付けられており、弁当屋や仕出し屋においては配送先、配送時刻、配送量の記録と記録の保存も必要となります。
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↓大量調理マニュアルにはこんな記述も
(3) 検食の保存
検食は、原材料及び調理済み食品を食品ごとに50g程度ずつ清潔な容器(ビニー
ル袋等)に入れ、密封し、-20℃以下で2週間以上保存すること。
なお、原材料は、特に、洗浄・殺菌等を行わず、購入した状態で保存すること。
でも大量調理マニュアルは「同一メニューを1回300食以上又は1日750食以上を提供す る調理施設に適用する」ので少人数では当てはまらないですね。
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私は100床程度の老健に勤めていますがフロア単位で食事レクを行うことがあります。
1フロア30人ほどしかいないので保存食はとる必要ないのにな…と思いながら上司からはとるようにと言われているので毎回採取しています。
個人的には、ユニットで少人数であれば保存食は必要ないと思います。
もし心配でしたら地区の保健所に問い合わせしてみても安心かもしれないですね。
2023/10/09