食品メーカーに勤めています。
国産野菜で国内加工品を使っていますが、
メーカーと直接取引しているため、
物流の都合で10c/s(100kg)が基本の発注単位になっています。
希望すれば、1c/sでも可能なのですが、
その場合、別途送料(宅急便)の負担が必要な場合があります。
産地偽装や震災の影響などで、生産量が減っていますが、
メーカーは、需要を見込んで計画生産しています。
産地は、原発事故の影響もあり、関東が敬遠されているため、
凍菜メーカーでは、九州、北海道を主な産地として、
すでに計画生産に入っているようです。
業界では、シーズンパックなどと言っていますが、
その農作物の収穫時期に合わせて一年分の生産をし、
注文を受けて、在庫から払いだす仕組みになっています。
参考価格は、次の通りですが、生産量が減っていることもあって
価格改定では、値上げの方向に動く可能性があると思います。
●ほうれん草(カット) 370円
●小松菜(カット) 410円
●チンゲン菜(カット) 520円
●ブロッコリー 810円
●アスパラ(カット) 960円
●いんげん 850円
●むき枝豆 1,200円
●揚げなす 630円
●里芋(乱切り) 690円
●さつまいも(乱切り) 500円
その他パック単位で購入しているものとして、
マルハニチロ 栗かぼちゃ
マルハニチロ 大根おろし
300円台で購入しています。
国産の野菜は、探せばあるのですが、
中国産の2~3倍の価格と高いですし、
仕入先が在庫を持ってくれないと、
使いにくいのが実情かも知れません。
もしお近くにカット野菜工場があれば、
冷凍とカット野菜の併用が便利だと思います。
それぞれに品質が異なりますが、上手に使い分ければ
一般的な献立であれば、食材は揃うかと思います。
予算が合うかどうかが問題になりますが。
このような回答でよろしいでしょうか。
2011/07/30