はじめまして。微力ですが,私の経験を書かせて頂きます。
特養・直営・クックチルで開設致しました。
クックチルは,機内食などハレ・ケが関係無くても良い集団向きだと私は感じています。
先の方も仰るように形が崩れることが多く,味付けやパサつきなど微調整のためクックサーブの部分が生じます。
サーブの方が柔らかく仕上がったり 調理時間が短くて済むものは自ずとサーブに移行していきます。
クックチルありきではありません。喫食者>クックチル用献立だと痛感しています。
「クックチルは機内食が発祥です」という文句を見かけますが,皆さんひっかかりを感じませんか?
機内食は旅行の際に経験することが多いですよね。楽しい旅行の移動中,たった一食程度なら「マズいし盛り付けの悪い食事」も我慢できるかと思います。
しかし毎日三食そんな食事では楽しくないと思います。高齢者など食べることが楽しみであり,かつ外食がなかなか難しい方たちにそっくりそのまま移行すると,作る方もがっかりしてしまいます。
私は経営陣とじっくり話し合いをさせて頂き「基本はクックチルだが,喫食者のためにクックサーブも無くさない」という形に落ち着きました。
まだまだ勉強中で失敗の方が多いですが…… 笑)
貴施設に合ったクックチルに変化させられる,余裕のある厨房建設ができるよう応援しています。
2012/02/24