栄養スクリーニング
低栄養状態の有無を見分けるためのスクリーニング方法は現在色々なものが検討されています。
その中で、最もよく用いられているのは「SGA」ではないでしょうか?
SGAは医療従事者が主観的に患者の栄養状態を判定するという意味で,
体重の変化と期間(実際の体重および変化を患者から聞く),
食欲不振,嘔吐,下痢などの消化器症状の有無や持続期間,
食事摂取量の変化および食事内容の変化(流動物,固形物),
活動性の状況(寝たきり,臥床する時間が多くなった)
などを指標とするものです。
栄養状態のスクリーニングとしての意義が近年非常に注目されています。
SGAの項目の中には血液生化学検査の値などは含まれていませんが、SGAが栄養スクリーニング方法として有用であるとする論文はいくつも発表されています。
SGAを行ってみてはいかがでしょうか?
参考にしていただければ光栄に思います
2010/02/07