食事を拒否される方はおられますね。
まず、それだけ食事をされていない様子ですと、脱水を起こしている可能性が高いかと思います。食事ばかりに着目せず、水分を進めることを重点に考えてもよいかと思います。記載がないのでわかりませんが、入所して途中から召し上がらなくなったのでしょうか?途中からであれば、痛みを訴えられていなくても内臓疾患を疑う必要があると思います。認知症の方は、痛みに鈍感であったり、痛いことを上手に意思表示できないことがあります。そちらは、家族にどこまでの検査を希望されるか確認は必要だと思います。その上で医師と相談する必要があると思います。
歯科医師や歯科衛生士はおられますか?口腔内に問題がないか確認はされていますか?口の中に問題があれば、そちらの環境をよくすることも大切だと思います。
バナナがお好きなようなので、バナナ味の濃厚流動や朝バナナなど準備し、夜中でものど乾いた様子があれば飲んで戴ける環境を準備する。そこからは介護職員の協力が必要ですが・・。
甘いものが嫌いな方で栄養補助食品って少ないですね。卵豆腐や茶わん蒸しなどを使用したり、大変ご本人様にはもし分けないのですが、プロテインパウダーをお茶に混ぜさせて戴くこともあります。味覚低下が原因であることもあるので。
同時に、医師に食欲増進させる薬を処方して戴いたりしていますね。
他の方が話されているように、家族からの情報はヒントになることが多いです。また、本人様が軽度の認知症であれば、昔のことを上手に聞き出せば何をよく食べていたのかわかると思います。ただ、食べることを中心に伺うと、話して戴けない可能性が高い方だと思いますのです。どんな生活をして来たのか、どこの生まれなのか。有名なものは何なのかなど聞いて自然と食べ物のことも聞くと上手く情報が得れると思います。
食事も思い切って、半分量を小さい器で盛り付けあげるのもよいかもしれません。見た目で食べたくないと思われている場合はこの方法は有効です。食べれるようになってきたら、徐々に量を増やせばいいのですから。
文章がまとまっておらず、読みにくくてすみません。何かのヒントになって戴けたらと思います。
2012/08/13