宿題頑張って下さい。
嗜好性が最優先の個人の産院ですから、入院時食事療養制度2で申告している事もあり、かなりオリジナルです。
大きな病院ではどうしているかは私が知りたいくらいです。その上で参考になさって下さい。
当院の常食は産褥婦のために設定されています。
妊娠末期のレチノール当量は660μg授乳婦では900μgと私は認識していますが、当院実績は800μgです。
初乳は産褥3〜5 日頃まで分泌され,以後は次第に成乳へと移行します。
産褥7 日目以後は成乳のみ分泌するようになります。乳汁分泌量は1 日600〜1,000ml とされるが,個人差があります。
新生児・乳児の正常な発育のためには新生児期1週目後半でも1日あたり300〜400g の母乳が必要であり,
ときとして十分な量の母乳を分泌できない褥婦もいます。
よって、産後早くて3日目頃から出始める乳汁は、5〜6日の入院期間においては
授乳婦の定義780mlを出す状態にはなっておらず、新生児にとっても必要な量は300〜400gであるということです。
※初乳
水様性半透明で,少し黄色を帯び,多少粘稠性がある.多量の蛋白質,塩類,免疫グロブリンを含む.タンパク質では,カゼインを全く含まず,ラクト・アルブミンとラクト・グロブリンを多く含み,栄養価が高く,1,000ml につき800〜1,500 kcal を示す.塩類
や脂肪をより多く含むため腸の蠕動を刺激して胎便の排泄を促す.
※成乳
乳白色不透明で,初乳と異なりカゼインが増加する.栄養価は1,000ml につきおよそ600kcal である.
以上これ以上の知識はありません。宿題頑張って下さい。
2010/10/16