お疲れ様です。
直営の特養で勤務しています。
数年前の房総台風で法人施設全体が数日間停電、断水していました。
備蓄は1日3食5日分で献立を立てて用意しています。
朝食はパン粥ミックス、アルファ米のお粥などの熱湯を入れれば何十食作れるものと、常温保管可能のゼリーや野菜ジュースなどをローリングストックしておき提供。
昼夕は時間に余裕があるため1食パウチのお粥や味付きご飯を用意、おかずは常食は常食の形態のものを、他の食事形態のものはその形態のものがあればそれを、なければワンランク形態を下げたものを備蓄とローリングストックで用意しています。また、水分補給も込めて味噌汁(具は小町麩などの乾物)を提供予定です。
その他、日々の献立で提供する粉末の紅茶(ビタミン強化のもの)やお漬物、佃煮、みそ、とろみ剤などもローリングストック。使い捨て容器は3食3日分用意しています。
賞味期限が近くなったお粥などの食は雑炊や備蓄食に慣れておく、ということで日々の食事で提供してます。
1食パウチのレトルトや缶詰は開封する手間と、ごみ問題(嵩張るのもそうですが、断水すると缶詰の中を洗うことも難しく、臭いますしゴミの回収もこないと衛生面的に怖い)がでるので、手袋やアルコール消毒、使い捨て容器が用意できるなら大袋のものを用意するのもありです。
厨房職員が出勤できない可能性もあるので、備蓄食の場所・提供方法・備蓄食の使い方や食数の把握方法・納入業者の連絡先などを記載したマニュアルを作成し各部署の非常時用ファイルに綴じてもらってます。
施設長や防災担当、現場などの施設側の意見を確認してから、一度委託さんとお話合いをしてみてはどうでしょうか?
備蓄食は施設側負担、ローリングストックできるものは委託側で用意してもらうなどの案がでるやもしれません。
あと気になったんですが、備蓄は職員用のものを用意しているんでしょうか?
泊まり込みなどになれば、通常時以上に職員の食事も必要になると思います。
2024/01/13