僭越ながら回答申し上げます。
私も歴が浅く、3年目になったばかりですが私が普段気をつけているポイントをお伝えいたします。
・一口あたりの量、咀嚼回数、口の旋回運動の有無…旋回運動、咀嚼回数は食形態の変更の基準に。
・嚥下音の有無…音があると誤嚥リスク↑ 特に水分で発生しやすいです。
・口内残渣の有無…咀嚼後に口を開けていただくと舌、頬に溜まっていたり。これが多いと舌筋力が低下しているので転じて嚥下力も落ちていると判断できます。
・声出しをしてもらい、ガラガラ音(湿性嗄声)の有無…咽頭残留の有無がわかり、咽やすさが図れます
・食べこぼしの有無…口唇圧が弱いのか、認知機能の問題か、食具が適切でないか図れます。
・活気の有無…そもそも食事に気が向いているのか、姿勢は崩れてないか;足底接地してないと崩れます。姿勢崩れは誤嚥の原因にもなるので要注意です。
・トータルの食事時間…30-40分以上かかっていると食形態が合っていない可能性があります。なぜ食事時間が長いかのアセスメントが必要。
↑に気を付けながら、その日の体調(不眠でないか、病み上がりか、服薬が新しく始まってないか、便秘でないか、入浴後で疲れているか…)を聞いたり、専門職っぽくさりげなく上記の事を言ってみたり(あーガラガラ音ありますね、のどの奥に水分が残ってるんだと思います…みたいな)。
あとは、るるさんみたいに介助や促しをしたり、食具の貸し出し等を看護師さんやその場にいる介護士さんに振っています。
日常的に食事形態が変わることはあまりないと思いますので…
まずはその日集中してみる方を1人選定するなど、普段の利用者様がどんな様子なのか自分の中にまとめられるといいかもしれません。
とにかく普段から挨拶し(返ってこなくても)、愛想を振りまくと何気ない会話で教えてくださったりしますので、まずは人間関係の構築から挑んでみるのもいいかもしれません。
あとは現場に食事以外の時間にも入ってみると「この人、利用者さんに興味あるんだ」と思ってもらえ、色んな事を教えていただけたりします。
拙いですが…少しでも助けになれば…
2024/11/10