否定しすぎでは。
予防医学、言葉では簡単に言えますが、奥が深いですよね。
骨粗鬆症の予防=牛乳と考える時点で間違えだと思います。
『運動』必要ですよね。
女性で例を出します。
女性には女性ホルモン『エストロゲン』があります。
このエストロゲンは長管骨を、内側へ内側へと骨を作っていく働きをします。
最近の研究では、初経前に運動を継続的に行うことで骨を外側へ大きくし、初経後~20頃までは、エストロゲンの影響により骨は内側へ作られていくことがわかっています。
この時期に骨に衝撃を加えるような運動を行うことは、骨密度や骨塩量を高めることにも繋がります。つまり一生の骨強度は、女性の場合、この時期に決定するということが報告されています。
その材料を補うことは大切なことですよね。
牛乳には、カルシウムも含まれますし、ホエイという吸収が速いタンパク質も含まれています。
最近は、運動後の牛乳摂取による、筋力の向上や脂肪燃焼効果を報告した研究もみられるようになりました。
牛乳を否定し過ぎてはいませんか。
2010/10/01