食事の早出しについて

私は特別養護老人ホームで管理栄養士をしています。
この施設に入って2年目です。

最近、問題になっているのが、食事の早出しについてなのですが、
理想と現実で差があり、考えれば考える程、何が一番良いのか分からなくなってしまいました。皆さんのご意見をお願いします。

基本的に食事の早出し提供はいけません。
しかし、当施設では介護度4,5でほとんどの入所者が介助が必要で、
現在は食事に時間がかかり、尚且つ食事介助の必要な方が15分前早出し、熱発・居室での食事の方が30分前早出しとなっていました。
※15分前早出しは新設当時から行っています。

ですが、その現状を知った事務長に叱責されてしまいました。
「誰が30分前早出しを許可したのか？」「法令遵守」とのことで、30分前を言い出したのか犯人捜しを始めました。

たしかに、私も始めは早出しについては、反対で会議でも議題に出していましたが、食事介助の状況を見て、入所者の方が誤嚥をせずにゆっくり食事をするには、多少の早出しはいいのでは？という考えも生まれました。
介護士によって食事介助の丁寧さが異なり、早出し提供をやめてしまうと、時間に余裕がなくなり、今よりも介助の粗さが出てくるのではという不安があります。


確かに早出しは原則的に良くないことですが、今後どう対応していくべきでしょうか？
やはり完全に早出しは中止した方がよいのでしょうか？