質問者様の気持ち痛いほど解ります(笑)。
私も病院・施設双方経験させていただいた者です。今は施設勤務です。数か月前施設規模拡大のため、非常勤ですが栄養士が1人増えました。よって、今は1人であることと2人以上であることの双方も経験させていただいた身になりました。
ずばり言わせていただきますが、要は栄養士個々人の性格によると思いますよ。
1人の良さは、自分で時間の割り振りができることですかね。ある程度の自由はあります。反面、1人があるがための潰しのきかなさ(研修や会議)、責任感、問題発生時の事後処理は全て一挙のおしよせます。その他勤務表作成、行事、調理員や利用者、介護士、上層部とのやりとりも全て1人。本当に1人です。どんなに泣いても誰も助けてくれません。あの凄まじい孤独感は体験しないと分からないでしょう。
複数の良さは、何と言っても上記した内容を業務分担できることでしょう。あと、同職種ならではの悩みを共有できることも大きな強みでしょうね。しかしですね、それは人間関係が良好に築けていればの話です。これができていなかったら最悪だと思います。むしろ連携が取れてないがゆえに仕事が増えます。だったらまだ1人の方がましです。
話がそれますが、職場の栄養士の先輩が厳しいとか、後輩の指導が大変だって内容をたまに目にします。今の私ならどっちの気持ちも解ります。
先輩が厳しいって、まあ必要以上に後輩の気持ちに傷をつけることは賛成しませんが、上は上で立場があります。後輩が失敗しても謝罪するのもその後どうするかも大方先輩に降りかかります。陰口叩かれるのも覚悟で言いたくないことを言ったりと心を鬼にする側面に立たされます。それでも、後輩に早く一人前になって欲しいと、表ではきついことを言いながら小人のように後輩が見ていないところで、自分の仕事片手に後輩の仕事の進み具合を見てあげてたりするものです。
後輩の指導が大変って、だったら自分が新人の時はどうだったのか思いだしてみるといいかと思います。まあ、いつまでたっても精進しないのは問題かもしれませんが、一通りできるようになるには私の考えでは1年はかかると思います。後輩は後輩で悩んでいるものです。まだ発言力が弱いがために、いろんな人から言いたい放題言われたりと肩身の狭い思いをするものです。できないなりに、じゃあできることをと先輩の気付かない部分で助けてくれてたりします。あと、後輩ができるって先輩にとっては良い勉強にもなる気がします。染まりきった考えに新しい風をふかせてくれたり。
ということで、個々人の性格によるということが私の見解です。
2012/11/05