こんにちは。初めての集団栄養指導とても緊張しますよね。
私も月に1回、高齢者向けの集団栄養指導をさせて頂いているのですが、いつも緊張の連続です。
私が教室を行う上で気を付けていることは、「一方的に話さない」「伝えたいことはシンプルにまとめる」ということです。
私の失敗談ですが、参加している人たちに、たくさん知識を伝えたくて一生懸命話しをしてしまい・・・終わって気が付いてみれば参加している方を置き去りにしていました。しかも伝えたかったことも自分でもよく分からなくなっていました・・・(-_-;)
あくまで主役は参加している人たちですので、その失敗からは、なるべく参加型の教室を目指しています。
私の場合は、まず「これだけは伝えたい!!」という内容を1~2つ決めて、その内容をクイズ形式、ゲーム形式、また穴埋めなどの方法を使って、参加している方がみんなで一緒に考えてもらえるようにしています(^.^)
そしてまた最後に、伝えたい内容について「これだけは覚えて帰ってくださいね」と確認して、リーフレットに分かりやすくまとめておきます。たくさんのことを伝えたくても、シンプルに1つ2つぐらいにまとめておいた方が結構覚えて頂けるみたいです。
媒体については、ほかの皆様が言われているようにイラスト入りであまり文字が多くないものが興味を引くみたいです。文字がごちゃごちゃしていると読みにくいし、眠くなるらしいので・・・(笑)
あと余談ですが、私がしている栄養教室では、自由な方が多いのか、毎回必ず「雑談」が始まります。最初の方は私もどう対処すればいいのか分からず、教室の時間が長くなってしまっていたのですが・・・今ではあえて私もその「雑談」に加わるようにしています(^.^)
「少し違う話がしたいのかな?無理に進めても意味がないし・・・」と思うようになり、無理に止めることもなく、無視して教室をすすめるのではなく、「少しお互いリフレッシュしよう!」ということで、全員を巻き込んでしています(笑)もちろんあまり時間を割きたくないので、さりげなく主導権を握りつつ、キリがよさそうなところで無理やり教室の内容に結び付けて興味の対象を教室に戻していますが・・・意外に「雑談」も休憩の意味では重要なのかなと私は思っています。
なので、私は「雑談」できる時間も考えて、教室の内容はあまり詰め込み過ぎずに余裕ができるようにしています。
時々「雑談」の内容が教室に沿っている時もあるので、そんな時は興味を持っていただけてるんだなと実感し、うれしくもありますしね(^.^)
初めての集団栄養指導でとても緊張されるとは思いますが、肩の力を抜いて、笑顔で頑張ってください!!
2013/06/07