調剤薬局で栄養士しています。
そちらの薬局に他に事務の方がいらっしゃるかどうか、あとは門前の病院のドクターがどの程度栄養相談を重視しているかなどにも寄って変わってくるとは思い
ますが、やはり調剤事務がメインの仕事になります。
私の勤務している薬局は規模的に小さく、事務兼栄養士で1人のみなので、8~9割は調剤事務と薬剤師の手伝いといった感じです。
門前のクリニックは、内科に透析施設を併設しており、クリニックに栄養士はいないのですが、ドクターがそれほど栄養相談を重視していないというか、患者さん本人やご家族が希望されたり、透析の担当看護師から依頼があれば…くらいの感じなので、栄養相談の件数はあまり多くないです。
(特に透析患者さんはご高齢の方が多く、食事のことを細かく言いたくないと思っておられるようで。)
相談の依頼があるのを待っているだけでは、栄養士らしい仕事は大してできないのは確かだと思います。
うちの会社全体では栄養士が20人弱いて、毎月会社で発行する栄養関連の資料を交代で作成しています。
あとは、合間を見つけて待合に置く食事の資料を作成する、薬をもらいに来られた患者さんとの会話の延長で食事の話をする、クリニックにお願いして透析患者さん向けの料理レシピを載せた読み物を発行するなど自分なりにできることをやっています。
病院の中よりも、患者さんに近い場所にいられると思うので、世間話の感覚で栄養の話ができる垣根の低い栄養士になれればいいかなと考えています。
ただ、どうしても事務仕事が優先なので、忙しい時期は栄養士業務は、残業せざるを得なかったりはします…。
2015/07/03