特養の管理栄養士です。
私の所にも委託業者が入っています。
共感できるところがたくさんあり、コメントさせていただきました。
今年の6月から献立作成権が委託側になりました。それまでは、私が献立作成をし、発注以降を委託の栄養士が行っていました。食材費の高騰などの理由で、委託側から「献立作成も全て任せて欲しい」と話があり、色々揉めましたが献立権を渡しました。しかし栄養士が立ててくる献立が、指摘どころが多すぎて困り果てています…。さとてんさんがおっしゃる通り、同じ指摘の繰り返しで、献立が食材発注日ギリギリになんとか形になる…という日々が続いています。
始めは「3ヵ月のサイクルメニューにさせて欲しい」とのことでしたが、私は今までサイクルメニューにしたことが無かったので、それにも抵抗がありました。でも、泣く泣く了解し、立ててくる献立を確認させてもらうと、「これ2週間前にも同じメニューあったよね?」とか、長ねぎの味噌汁が連日だったり、大根の漬物(たくあん、味噌漬け、つぼ漬け、べったら漬け)が4日間続いていたり、小松菜・ほうれん草・チンゲン菜などの葉物が、同じ調理方法で何食も続いていたり…。3ヵ月のサイクルメニューどころの騒ぎでない状態に、どこまで指摘をしたら良いのかわからなくなってしまっています。
自分はもう少し利用者様の喜ぶ顔を考えながら献立作成していた自信があるので、なんだかさみしい気持ちになってしまいます。委託の栄養士に、献立作成で一番大切にしているところをきくと、「金額です」との事でした。それも確かに大切ですが、それが一番と言われると、がっかりしてしまいます。
限られた金額の中でも、もう少し満足感のある寂しくないメニューを考えて欲しいと思うのは贅沢なのでしょうか…。
なんだか少し脱線してしまいましたが、献立作成に慣れていない栄養士に献立をたててもらうのは、確認する方も本当に大変だなと思います。同じような立場の方、頑張りましょうね!
2016/08/24