食事計画案…とは?

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2013/05/29 05:51:37

初めて質問させていただきます。

外来栄養指導の診療報酬の算定にあたり、「食品構成に基づく食事計画案又は、数日間の具体的な献立を示した栄養食事指導せんを交付する」とあります。
H24からは、「食事計画案等を必要に応じて交付」となっていますが、よく読むと「初回の食事指導や食事計画を変更する場合においては、患者の食事指導による理解のために食事計画案等を必ず交付する」となっています。

今回はその「食事計画案」というものがどんなものか、そして、カルテへの保管をどうしているか、お聞きしたいです。

私は、栄養指導の際、患者さんから生活の状況を聞き取り、
患者さんの理解のレベルによって、異なりますが、だいたいの場合は…

食事療法の必要性を理解していただくようお話してから、製薬会社さんから頂いたパンフレットを用いて、減塩食の注意点や、糖尿病の食品交換表の説明等を行う。
そして、患者さんに事前に記入してもらった、食事記録の内容と照らしあわせて、現在の食事をどう改善したらよいか、患者さん自身と一緒にに考える。
最後に、その患者さんの改善すべきポイント、例えば
・間食を極力控えましょう
・かけ醤油の習慣を見直しましょう
・体重を毎日測り、減量の意識を維持しましょう
など簡単にかいて、医師の指示カロリー、当日の体重、標準体重、目標体重をあわせて記載したものを患者さんに渡す。

という流れで、栄養士の作った献立が押し付けにならないよう、献立をお渡しすることはあまりありません。

カルテへは、栄養指導記録を作成し、患者さんへ渡した用紙のコピーを
一緒に保管する。
もちろん、必要に応じて、献立を渡した場合には、献立もカルテに保管する。という方法で長年やってきました。

しかし、転職先の、開業医の医療事務の方から、患者さんへ渡した用紙の内容は、「食品構成に基づく食事計画案」に適合しているのかとの質問をうけました。

確かに…簡単な箇条書きの内容では、「食品構成に基づいている」ことにならないのでしょうか?

ちなみに、「食事計画案」も明確にカルテに保管しないといけないのか、「食事計画案を交付した」と記載しておけばよいのかも、わかりません。

皆さんはどのようにしていますか?

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