私は潰瘍性大腸炎を発症して、10年になる管理栄養士です。 IBD（潰瘍性大腸炎＆クローン病）患者会の活動にも 患者としてもそうですが、管理栄養士として レシピーを作ったり、食事のステップアップを指導したり という関わりを持ってきました。 この病気は個人、個人症状がかなり異なります、 発症の年齢や投薬剤にも症状は左右され、合併症も 多くありますので、その方の細かい状況の把握を しっかりすると良いと思います。 メールの内容からするとこの方は、直腸部分となって いるので直腸炎型となりますね。 私が関わった方を例のあげると、直腸炎型の方は 発症からわりと軽症の場合が多いタイプですが 油断をするため、一気に悪化して入院することもしばしば。 大事なことは血が出てるときはとにかく食事も活動も安静です。 下血回数が1日3，4回以下で、出血量もぽたポタポタっと 3，4滴であれば、腸を刺激しない便も出しやすくする 食品を一日１２００～１４００Kcalくらいに合わせると 腸を安静かつ、排便も比較的楽な状況となります。 下血回数と下血量、排便状況によって 食事は少しずつアップしていきます、 だいたい3，4日でアップするサイクルです。 便が普通の硬さや血がないようになるまでは 排便はちょっと辛い時期もあり、時間がかります。 全て、様子を見ながら進めていくと良いかと思います。 この病気のお勧め本は出来るだけ多くみて、 ストックを増やすと自分なりのレシピーも増えていくと思いますよ。 『いきいきライフ１、２』札幌厚生病院監修　もお勧めです。 私は、患者としては入退院で絶食、寝たきりや車いす、 合併症で足の壊疽といった症状があったりしましたが 栄養士で仕事をすることを生きがいに、腸の事を毎日 考えながら食事や運動を欠かさず、今は元気に過ごしております。 ゴールの見えない病気で関わりは大変かと思いますが 応援しております！ 頑張って下さいね！

はっぴさん それはずいぶんな仕打ちを受けましたね。 学歴は関係ないと思いますよ、時代もありましたが私も栄養科は短大しかない時代でした。 長年やっていると、学歴よりその人の仕事の姿勢だと思えますよ。 息の長い職業ですから、くじけず自信をもっていきましょう！