治療用鉄剤フェロミアと食事の「鉄」

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2014/11/19 13:55:35

とても恥ずかしく、無知ぶりを露呈する質問をさせてください。
特養勤務です。
約束食事箋を見直している最中ですが、ふっと疑問に思い、気になって仕方がないことがあります。

治療用鉄剤(フェロミア)には50mg鉄が含まれる。
 一日2錠処方されたら100mg
 フェロミア50mgには鉄が50mg含有されている
 クエン酸第一鉄ナトリウム(分子量526)が470.9mg含まれており、
 そのうち実際の鉄(分子量56)は50mg含まれる
 (470.9×56÷526=50)
 ↑インターネットから引用しました。

食事摂取基準の上限耐容量は最大で30~40代男性55mg


栄養士免許をはく奪される勢いの質問かもしれませんが、
食事由来の鉄は非ヘム鉄もあり、単体で摂取しても吸収率は5%程度。
フェロミアから100mg鉄を「摂取」することは「100mgの鉄を含む食事を摂取する」ことと同じことなのでしょうか。


フェロミアは鉄欠乏性貧血だから処方される。
病名に鉄欠乏性貧血があり、検査値が対象範囲であり、療養食を提供すれば算定対象。
フェロミアを服用していない状態で、食事から鉄を工夫して摂取しましょう。ならすごく納得できるのですが、
フェロミアから大量に「鉄が摂れる」のに、それに比べたら含有量でいったら微々たる食事からの提供、って意味を成しているのかな・・・。

【追加】
貧血食として提供すべき鉄について食事箋に記載したいのですが、他施設・病院を参照させていただくと「常食+昼食時のみ鉄強化補助食品を提供する」とされているところが多いように思いました。
具体的に鉄の量として12mg程度なのかな、と感じました。


批判・お叱りいただけるとしあわせます。

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