アルギニン投与基準について

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2014/06/24 14:22:18

こんにちは。
いつも参考にさせていただいています。

当院ではハーフ食に濃厚流動食を1日1~2本(本数は患者による)
を付加していますが、免疫賦活などなどの効果を期待して、
褥瘡のない患者さんにも2~3日に1本はアルギニン2500mg含有の
濃厚流動食が付くようにしています。
(そんな量じゃ効果も期待できないかもですが(^^;))

(蛋白質量は約束食事箋の成分で収まるようにし、もちろん腎機能などへの影響についてもモニタリングしています)


先日、褥瘡栄養の勉強会に参加した看護師さんから
「CRPの高い患者さんにアルギニンを投与してよいのか?」
と言われました。


アルギニンは炎症反応を増悪させる危険性がある


という点に、看護師さんや療法士さんたちが警戒するようになってしまったようです。
(そのときの患者さんは誤嚥性肺炎でAlb1.8g/dl,CRP7.3mg/dl DMあり)


アルギニン使用はapache2 score<15、軽度敗血症で推奨との文献も見、メーカーさんからも[重度の敗血症や感染症や褥瘡でもひどい炎症
には禁忌]と言われ判断してきました。


褥瘡の改善症例などをみても、褥瘡炎症期でCRP13.0程度でもアルギニンを使って改善していたり(アバ○ド2袋)するのも見ます


患者ごとに状況は異なりますし、炎症と一口で言っても様々だと思うのですが、皆様の施設ではアルギニン使用の際はどの程度の炎症まで考慮されていますか?


また、アルギニンの使用禁忌基準がある施設さんはありますか?
もしありましたら、教えて頂けるとありがたいです。


アルギニンの効果よりも、アルギニン使用による危険性の方に目が向けられることになってしまい、もったいないような気持ちです。


宜しくお願いします。

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