お疲れ様です。
みみみさんの聞きたいこととは違うかもしれないのですが、私も栄養士の存在意義と今の職場の将来性で悩んだことがありました。
ちょうどコロナが流行り始める少し前に、直属の上司(管理栄養士)が退職され、責任者となりました。うちは直営だったので、一気に部下十数名を抱えることになり、なかなかのプレッシャーだったことを覚えています。少ししてコロナが流行り、高齢者向けのサービスも自粛ムードで色々な数字が落ちました。そんな中で思ったのが、「このままだと委託になってしまう(コストカットしやすいのが厨房だったので)。何とか今働いている人たちを守らなきゃ」でした。今思えば、そこまで考える必要はなかったんですけど、当時は責任者になったばかりで余計なことにまで気を回していました。
私が栄養士として、責任者として何ができるのか、何をするべきなのかを考えたときに食事のエンターテインメント化でした。それまでは毎月の行事食のみでしたが、セレクト食やフロアでのおやつ作り、さらにはご利用者と一緒にクッキングと手を広げました。ちょうど面会やボランティアがなくなって活気が落ちていた時期なので、「食事で楽しみを与えて存在意義を示す!」と息巻いていました。多分、世間の栄養士はもっと専門性を求められているんだろうけど、今の自分がすべきことはこれだと思って動き回っていました。
高齢者施設の場合は生活の場でもあるので、病院のような栄養管理を求められていなかったり、他の職種の人たちにもあまり理解してもらえなかったりすると思います。なので、それが正しいかどうかは別として、私は楽しみを提供する栄養士でいいじゃん、と思って仕事してます(ちゃんと栄養ケアマネジメントも実施してますが)。
栄養士は活躍範囲が広い(保育園、学校、病院、高齢者施設など)分、カメレオンのように変化することで存在意義を感じつつ将来まで残るのではないかと思っています。
2024/02/16