情報 新学期を迎えるに当たり、新型コロナウイルス感染症対策について留意

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2021/08/20 14:27:59

文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課
小学校、中学校及び高等学校等における新学期に向けた
新型コロナウイルス感染症対策の徹底等について

・給食等の食事をとる場面での感染症対策については、衛生管理マニュアル第3章の 3.の記載事項を踏まえ、食事の前後の手洗いの徹底、席の配置の工夫、大声での 会話を控える、食事後の歓談時におけるマスクの着用などの対応をとること。また、 飲食の場面では感染リスクが高まるとされていることから、十分な換気を行うこと。 その際、食事前に室内の空気と外気の入れ替えが行われていることが望ましいこと。


教職員の感染症対策及びメンタルヘルス対策
(1)教職員の感染症対策
教職員の感染経路については、「不明」の割合が従来から最も高くなっており、学校 内にウイルスを持ち込まないようにすることが極めて重要である。
このため、教職員においては、衛生管理マニュアル第2章の7.の記載事項を踏ま
え、児童生徒等と同様に基本的な感染症対策に取り組むことはもとより、特に新学期
当初は、毎朝の検温や風邪症状の確認などの健康管理を確実に行うとともに、普段と
体調が少しでも異なる場合には、自宅での休養を徹底すること。なお、その場合の教
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職員の服務に関しては、「新型コロナウイルス感染症拡大防止において出勤すること が著しく困難であると認められる場合の休暇の取扱いについて」の一部改正について (通知)」(令和3年2月 12 日付け2初初企第 38 号)及び「地方公務員についての新 型コロナワクチン接種に係る考え方について(通知)」(令和3年5月 28 日付け3初初 企第5号)を踏まえ、各地方公共団体の条例等にのっとり、公立学校の教職員が発熱 等の風邪症状により勤務しないことがやむを得ないと認められる場合には特別休暇 等を取得させること、教職員が新型コロナワクチン接種を受ける場合には、接種等に 要する時間について、公務の運営に支障のない範囲内で職務専念義務を免除すること、 ワクチン接種に伴う副反応かどうかにかかわらず、発熱等の風邪症状がみられる場合 で、勤務しないことがやむを得ないと認められる場合には、特別休暇を取得させるこ とや職務専念義務を免除することなど、引き続き適切な取扱いを行うこと。また、教 職員が学校へ出勤しない場合においては、在宅勤務や職務専念義務の免除等の措置の 趣旨を踏まえること。
また、このような取組を実現するためには、休暇を取りやすい職場環境も重要であ
る。仮に感染を責める雰囲気がある場合は、設置者や管理職が率先して払拭するよう
努めるほか、教職員が急遽出勤できなくなる可能性も想定し、業務の内容や進捗等の
情報共有を日頃から行うことや、教職員が出勤できなくなった場合の校務分掌につい
て検討を進めるなどの工夫も有効であること。
このほか、職員室等における勤務については、可能な限り間隔を確保(おおむね1
~2m)することとし、十分なスペースを確保できない場合は、空き教室を活用して
学校内で分散勤務をすることも考えられること。また、教職員の食事の場面において
は、児童生徒等と同様に、飛沫を飛ばさないような席の配置や、原則として会話を控
えるなど対応を工夫するほか、食事後の歓談時にはマスクを着用すること。
(2)教職員のメンタルヘルス対策
夏季休業期間中の部活動への対応を含め、学校現場で感染症対策や心のケア等を最
前線で支える教職員の精神的な緊張や心身の負担が懸念されるところであり、現下の
感染状況に鑑み、新学期を迎えることに不安を抱えている教職員も少なくないと考え
られる。
このため、学校の管理職や設置者等においては、「新型コロナウイルス感染症への対 応に伴う教職員のメンタルヘルス対策等について(通知)」(令和2年6月 26 日付け2 初初企第 11 号)を踏まえ、必要に応じて校務分掌の見直しを図るなど教職員の業務負 担が過重とならないよう十分に留意するほか、良好な職場環境・雰囲気の醸成等の予 防的な取組の充実、メンタルヘルス不調等の健康障害等に関する相談窓口の設置やそ の積極的な周知、公立学校共済組合において組合員等を対象に実施している健康相談 事業や日本私立学校振興・共済事業団の健康相談ダイヤルの周知(※)など、教職員が 一人で不安や悩みを抱え込むことのないよう対策を講じること。
(※)公立学校共済組合 心と体の健康情報
https://www.kouritu.or.jp/kokoro/index.html
日本私立学校振興・共済事業団 健康相談ダイヤル(メンタルヘルス等相談サービス)
https://www.shigakukyosai.jp/fukuri/kenko/kenko_03.html

https://www.mext.go.jp/content/20210820-mxt_kouhou01-000007004_1.pdf

【追記:2021/08/20 14:35】
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夏休み明け、一斉休校せず 文科相「警戒度を高める必要」
8/20(金) 12:33配信

共同通信
 萩生田光一文部科学相は20日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの急速な感染拡大が続く中、夏休み明けの「全国一斉の休校要請は考えていない」と述べた。緊急事態宣言対象地域の一斉休校についても慎重な考えを示し、「学校は子どもの学習や発達を保障する重要な役割がある」と指摘した。

 感染力が強いインド由来のデルタ株が広まり、児童生徒の感染も増えている。萩生田氏は「経験のない感染拡大で、警戒度を高める必要がある」と指摘。教室の換気といった対策を徹底することを求めた。

 政府は昨春に全国一斉の休校を要請。4月に最初の緊急事態宣言が発令されたことで各地で長期化した。https://news.yahoo.co.jp/articles/fa0225635d21db5cae8fe737b8e34d684603871b

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