つまるところ日々の食生活が原因です。
食生活が異動のためになんらかの変化があったと考えるのが自然です。
「荒れる」と言う事は身体の中で何が起こっているのかを考えていく事が重要です。
荒れると言う事は切れやすく血が出やすい状態なので、
雑菌やウイルスなどの外敵に容易に侵入を許す事になります。
家の窓や扉の鍵がかかっていない状態が続いていると考えると、危険である事は想像できますね。
そんな危険な状態を放置してまでも、もっとやらなければならない事があるわけです。
菓子パンを食べたとします。
消化酵素は全て加水分解酵素です。
しかし胃の中に水があるわけではありません。
パンにも水はほんの少ししか含まれていません。
さてどうするかという事です。
水を生みだす事は物理的に不可能なので、
外側の水を奪ってくるしかありません。
奪われた側はもっと外からの水を奪います。
その結果、表面の皮膚が荒れる事になります。
いつ襲ってくるか分からない外敵よりも今を生きるために外側を犠牲にする訳ですね。
東洋医学的な発想ですが、ざっくり言うとこんな感じです。
西洋医学的な観点では、残念ながら説明がつきません。
いろんな説明の仕方がありますが、これが最も患者様に理解して貰えます。
(他にも具体例を挙げて説明しますが、省きます)
そのためケーキや甘いもの、乾燥したクッキーや、
脂っこいものなどなどなどそのようなものを多食していたりすると、
また利尿作用が強い酒や珈琲などを飲んでいても
乾燥しやすくなりますね。
女性は甘いものが大好きですから、
普段からよく食べるから、大抵の女性は肌荒れで悩むわけです。
(もっと細かく言うと、おでこやまゆ毛付近が荒れる等、
それぞれの部位によって其々別の理由がありますけど。。。
「ちなみに食事中に水を沢山飲めばいいのでは?」
という意見が出ると思いますが、
胃酸が薄まるので余計身体に負担がかかってしまいますので、
水を飲む事によるメリットはそれほどありません。
むしろ食後すぐに飲めば飲むほど荒れが進むと思います。
身体の外側が乾燥する季節だからこそ、
毎日の食事を考えて身体の中を潤すようにした方がいいでしょうね。
特にストレス過多の状態だと甘いものや酒に走りやすくなります。
摂るとホッとしますからね(笑)。
心も身体もどちらの緊張も、ほぐしてくれるのは甘いものと酒ですから。
ちなみにそんなこんなで僕は5kg太りました(笑)。
出勤時にクリームを塗っても、汗で流れてしまいますからあまり意味がありません。
甘いものを一切、10日くらい辞めたら、肌荒れは半減していますよ。
パンも辞めたほうがいいですよ~。
ご飯とみそ汁だけの生活をしたら、もうみるみる変わりますよ。
2011/11/11