契約金額が跳ね上がるため…ですね。
失礼しました。
詳しく書けば書くほど、契約金額を上げることになるため、ざっくり書くように指示がありました。もちろん反対しましたが、最終的には上の決断でいろいろ削られました。
言葉足らずでさらに申し訳ありませんが、障害者施設なので当施設が利用者からいただける金額は53,500円となります。
その中で生活に必要な光熱水費は10,000程度は最低かかりますので、実際使える食事に対しての費用は1400円程度までとなります。(それよりは多少多めに出してもらえていますが)
それで強度行動障害の若い世代から本来なら特養にいてもおかしくない年齢の方が同じ施設で暮らしています。
選択メニューを毎日しているんですか?
それは本当にすごいですね。うちでは到底無理です。月に2回するだけでもやっとなのに、毎日形・一口大・粗刻み・細刻み・ミキサー・ゼリーの6種類意を2パターン作るなんて、どうやってもやってもらえそうにありません。
バイキングだって、普通のバイキング形式では参加できる人は両手に満たないです。
そもそも形態調整が6形態もあって、バイキングをするって…どんなふうにしたらよいのでしょうか?想像力不足なので教えてください。食材料費は300円までで、プラスアルファは認められません。(利用者の家族は措置の時代はすべてやってくれたのに、契約になってからはお金ばかり請求されると感じている方が多いのです)
また、障害者施設のような適応除外施設から特養に行くことはまず間違いなく困難です。
たとえお金がない人でも、障害者施設なら補足給付金で支払われるため、施設側はたとえお金がない利用者を入れたとしてもとりっぱぐれはないですが、介護保険施設は補足給付は施設側と折半になります。そうなればお金のある人しか基本は介護保険施設には入れません。
また、介護保険施設のエネルギー量に比べて当施設は本当によく食べます。
委託で食材費750円は法外な値段ではないと思います。契約金は形態調整や個別対応が多い割には低いと思います。ただし、これ以上のお金が出せないと上席からも言われています。
後、家族に意見を癒えていないのではということですが、いうと常に言われることが措置の時代の古き良き時代の給食をベースに、だから我々は我慢している…という話になるため、とにかくうまくかわすよう上席からの指示が出ています。
この中で、委託業者とも同僚とも上席とも保護者とも現場とももめずにうまくいく方法なんてないでしょう。
強引に推し進められて、そのうえで平気に笑っていられる鉄のメンタルがほしいですが、私には無理ですね。
理想は心の中にありますが、机上の空論ばかりを口にしても仕方ないですね。
せめて私は正論ばかり口にして、相手を追い詰めるようなことだけはせず、自分ができることで、利用者の食生活を守れるよう、再度自分のできることを見直そうと思います。
2020/08/07