http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2011/05/20110507s01.htm
先日報道された避難所での栄養調査の結果報告ですが、
被災後2週間くらいは満足にものが届かず、ひもじい思いをしていたところが多かったことは事実です。
ですが、この調査は私が知る限り、自衛隊の配給が整ってからの時期のはず。
一日二食しか配給が無いからと言って、カロリー不足はないと思います。
と言うのも、1個400kcalもするような菓子パンが、朝と昼の分合わせて一人4個も配給されています。
それプラス、おにぎりが一人2個。
たいていは少し余りますからおかわり自由です。
高齢者や僻地的な避難所で満足に物資が届かないところでは、カロリー不足もあるでしょうけれど、
今避難所では子供や若い人の肥満が見られるようになってきました。
震災前に比べて動くことが少なくなり、1日に菓子パンとおにぎりだけで下手すると3000kcalを超えているからです。
食べ物がなくなるのが怖くて手元に蓄えておき、一日中だらだらと食べている人もいます。
さらに私もそうなんですが、余震が続く避難生活では、
「もしまたライフラインが止まるようなことがあったら」と思うと、食べれる時に満腹にしておこうと思ってしまい、
普段腹八分目で食べていたのに毎食お腹いっぱいになるまで食べてしまいます。
一種のトラウマで、お腹が減っている状態に我慢ができなくなっているのかもしれません。
最初の二週間で体重は減りましたが、今現在は前より増えてしまっています・・・
タンパク、ビタミン、食物繊維は確実に不足していますが、現地ではみんな「カロリー不足ってことはないよねぇ」と話しています。
調査隊は、「一日二食しか配給がない」と聞いて、短絡的にカロリー不足と判断したのではないでしょうか。
ストレスなどで食欲が落ちてしまった方、高齢で配給物資で食べられるものが少ない方は確かにいらっしゃいますが・・・
割合から言ったら、カロリー不足は全体の1割くらいだと思います。
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