特養 推定エネルギー必要量の算出方法について

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2021/03/06 17:23:49

こんにちは。
私は11年間委託の給食会社に勤めていましたが、退職し、今年の1月から特養の管理栄養士として働いております。施設栄養士として未経験ですので全てが勉強の毎日です。
基礎的なところで壁にぶちあたり、皆さんの意見を参考にしたく質問させていただきます。

元々おられる栄養士から仕事を教えていただいており、栄養ケアマネジメントについても一から教わっています。その栄養士は利用者の必要エネルギー量は算出しておらず、「出さないのですか」と聞くと、「計算で出しても施設内で提供できるマックスがもう決まっているから出してもしょうがない」と言われました。そうなのかと思い受け流していましたが、栄養マネジメントをしていくうえで、やっぱり自分のなかで納得がいっておらず、栄養マネジメントの基礎として出しておきたいと思いました。特養の利用者ですのでその値そのものは実用的にはあまり意味のないことだと、栄養士が言われたことは理解していますが。
その栄養士も一応でハリスベネディクトで出している場合もあったみたいですが、基本的には出していません。
エネルギー必要量の計算式はやはり、どの推定式も成人が対象で施設で寝たきりの高齢者に合う推定式がありません。そんななかでもハリスベネディクトで基礎代謝量を出し、それに活動係数とストレス係数をかけるという方法がメジャーなようですが、ハリスの適応条件は体重25〜124.9㎏、身長151〜200cm、年齢21〜70歳と高齢者には当てはまりません。活動係数やストレス係数も参考文献によって若干の違いがありどの式で算出しようか悩んでいます。
複数の計算式で計算してみて、高齢者だとハリスでは低く計算される傾向があったり、条件的に消去法により、基礎代謝については「日本人版簡易式(男性の場合:14.1×体重+620)」を、推定エネルギー必要量は「基礎代謝×活動係数×ストレス係数(項目のシンプルなもの)」が比較的妥当な値となるのかなと思っています。
みなさんはどの式を使っていますか?

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