お世話になります。
どんな誤配膳がどの段階でどのように発生するかを分析することで、対策が考えられます。
[配膳前の段階の場合]
•食札の表記を分かりやすくする(色を使う、文字の大きさ•太さを調整する)
•食器や食具を充分な数揃える(2回転分ない場合、消毒乾燥が終わってからでないと膳セットが完了しない為)
•配膳車の場合であれば、可能な範囲で同じ食種の膳を近くにセットする(常食や糖尿病食など同じ列にする)
•形態や量によって盛り付ける食器をあらかじめ分ける
•盛り付け前に食器の数を数えて出しておく(スペースがあれば)
•数出ししやすいようにホワイトボードなどの表記を工夫する
などでしょうか。ダブルチェックも対策となりますが、最終チェックの前の段階で防ぐことが大切だと思います。また、小規模な施設ではスタッフが1人という場合もあるのでダブルチェックができないこともあります。
人間がすることなので、100%防ぐことは難しいですが、視覚的に工夫することで発生件数を抑えられると思います。
以上、参考になれば幸いです。
2023/06/06