特養栄養士としての正解

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2024/05/25 17:23:36

こんにちは、特養で管理栄養士をしているものです。
今で9カ月目の経験の浅い者です。
特養の管理栄養士の正解って何なんだろうと考えています。

自分の中に、管理栄養士=栄養状態を改善、もしくは保つのが仕事という考えがあります。
ですが、特養の入居者様は、嚥下が悪かったり、食が細かったりして、なかなか食事が食べられない方が多いです。その結果、栄養状態は悪くなり、筋力も落ち、更に嚥下が悪くなる、といった悪循環ですよね。
摂取量の少ない方について、あまり食べないな、どうしたら食べられるようになるかなと考えていると、看護には、「年寄りなんて3食全量摂取なんか無理無理!1食でも食べときゃいいんだって」と言われ、嚥下の悪い方には、「危ないからもう食べさせないでいいから!」と言われます。
1食だと必要エネルギーの半量も摂れないです...。
窒息の恐れがある方に関しては、私も無理には食べさせてほしいとは思いませんが、食べさせないなら食べさせないで、リスクの低い栄養補給方法が他にないかなど話し合いたいと感じています。でも、カンファの時に議題に上げても、「まあ危ないから食事は最低限で、水分だけあげといて」で終わってしまい、このままではどんどん状態も悪くなるんだろうなと不安になります。
胃瘻などできれば、家族様に相談して少しは解決策になるかもですが、うちの施設では医療行為が一切できない為、口から食べる以外の選択肢はありません。
栄養補助食品も使用しますが、食事摂取量が1~2割の方などは、補助食品じゃ補えないですよね...。
また、看護が補助食品反対派なので、思うように補助食品を付けることができません。

必要エネルギー量を満たす事、窒息を防ぐ為に食事を減らす事、摂取量が少ない方に食べさせようとしないこと、どれも正解かもしれません。
ですが、自分の中ではやはり栄養士なら栄養状態の保持が最優先では?と思ってしまい、これでいいのかなあ、無力だなあとくよくよ悩んでいます^^;

食事の量を増やさずにエネルギーアップしたいと思い、いろいろと調べましたが、何をするにも費用がかかり、施設はお金がかかることを許してくれないので、厳しいよなあと落ち込みます。

ちなみにうちの施設は厨房に委託が入っており、献立作成は委託が行っています。
入居者様の便秘などの解消の為、食事を改善しようと提案しますが、「赤字なので無理です」と言われ、やはり何も変えられない状態です。お金の問題って難しいですね^^;

特養は生活の場なので、栄養状態や便秘の改善にそんなに必死にならなくてもいいんでしょうか?
もっと栄養介入がしたい!入居者様の状態を良くしたい!と常日頃思っていて、入居者様にとって良い選択がしたいと考えています。下剤に依存している方へは、腹痛等きつそうでなんとかしてあげたい、本気で改善への取り組みをしたいと思うし、食事が進まない方へは、どうすればよいかもっと職員間で話し合いたいとも思います。
うちの施設の職員は、正直あまりやる気がなく、仕事増やさないでよ~といった感じの雰囲気です。なので私の変なやる気?が周りから浮きそうで怖いです。

私は特養より老健などの方が向いているんでしょうか...。
言いたいことがぐちゃぐちゃでまとまりがなくて申し訳ないです。

長くなりましたが質問です。
特養で働いている方、何を最優先事項として働いていますか?
必要量を満たす事、栄養状態を改善、保持する事、本人が食べたいものを食べたいだけ食べさせること(栄養状態悪化しても)、その他でも、皆様の意見を教えていただきたいです。

本当の正解はないかもしれませんが、皆さんの意見を聞いて、自分にはまるものを見つけて、それを自分の正解にしたいです。
回答よろしくお願いいたします。

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