嚥下食ピラミッドは完成されている?

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2013/04/25 10:45:16

60床の療養型病院に勤務している者です。
現在の当院の食形態は 普通・軟菜・きざみ・ソフト・ミキサーの5種類です。

現在、嚥下食ピラミッドに対応した食形態にするように歯科衛生士の方から言われています。

しかし、先日、JSDRの「嚥下調整食学会基準案2012の解説」をインターネットから拝見しました。

それには、まだ、日本では、統一された嚥下調整食の基準が出来上がっていないと書かれてありました。

私は、恥ずかしながら、てっきり嚥下食ピラミッドが嚥下食の段階を表記する上で「完成されたもの」と思い込んでいました。

確かに、当院で嚥下食ピラミッドに沿った食形態にするには物性に関する測定などはできないから、無理だと思っていたので…汗。

いずれにせよ、当院の食形態を見直す事は必要だと思っています。特に
軟菜とソフト食、軟菜と普通食 の間の形態が違いすぎることは早急に改善しなければならないと思っています。

せっかく食形態の見直しをするなら、今後の為にも標準化されたものに沿った方が良いと思うのです。

では、今の段階(日本に嚥下食の基準が完成してない段階)で、何に照らし合わせていけばいいのでしょうか?

嚥下食ピラミッドか、嚥下調整食学会基準案のどちらかになると思います。

ただ、嚥下食ピラミッドより嚥下調整食学会基準案の方が、より実用的に表記してあり、現在、当院が使用している形態の名称にも近く使いやすい気がします。

この場合、まだ完成されていない基準案を元にしてもいいのでしょうか?

また、他のご意見などあればお聞かせ下さい。

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