県の監査を受けた時に
二年ほど前に県の監査を受けた時に栄養士の方が来られて、自分と二人で和気あいあいで対応されていたんですがその時に色々質問させてもらいました。
その中で栄養ケアマネジメントのリスク判定についても医師を含めた他職種との話し合いでリスク判定はしても構わないということでした。国が示している指標はあくまで目安というか参考値であって必ずしもその事にこだわらなくても良いということでした。
様々なデーターや身体状況などを総合的に判断してよいということです。
しかしデーターはある程度の期間(半年から1年程度)継続してとり、判断する必要があるみたいです。
そしてリスク判定を、なぜそのように判断したかの理由を記録に残し、またデーターをそろえておくことで家族、利用者に同意を得れば問題はないということを言われていました。
監査に来られた県の栄養士さんはよく現実を理解されていた片で、高齢者施設での栄養ケアマネジメントを型にはめての実施については矛盾があるでしょう。とも言われていました。
上記のような指導を受けて自分は、自分の施設用の栄養ケアマネジメントのマニュアルを改訂し判定基準をダブルスタンダードのようにしています。
栄養ケアマネジメントが始まってかなりの月日が経ちましたが今だに悩むことは多いですが、利用者のデーターの活用と心身の健康状態を総合的に判断する中で判定されてはいかがでしょうか。
それと他職種と相談しながら決定したことの記録を忘れずに。
2010/03/21