しおり*さん、初めまして!
同じく障がい者支援施設で働いているなおっぴと申します。
当施設も同じような感じで、20代~後期高齢者にあてはまる年代の方まで年齢層は幅広いです。
今までは栄養給与目標値は1900kcalの1本のみ、だったのですが、それだと主食量の調整のみでのエネルギーコントロールが難しくなってきたので、1450kcalも別に作りました。
当施設での食種は、常食(1900kcal)、エネルギーコントロール食(1450kcal)、減塩食(食塩6.0g未満)の3種類です。基本的には主食量で提供エネルギーを調整しますが、多動等で消費エネルギーが大きい方には、栄養補助食品をつけてエネルギーアップしています。
ご飯を食べなくなる場合は、短期間なら個人購入のおやつ等を食べて貰いながら観察しますが、長期化するようだったら、主治医より栄養剤を処方してもらい、それを飲用して貰ったりします(食事を摂取拒否されても、エンシュアなら飲んでくれるとかは有るので…)。
当施設では、年に2回(できなければ1回)の血液検査を実施していますが、カリウム値が低い、赤血球数が少ない(男性に多い)、などといった結果が少なくない利用者様に見られ、頭を悩ませている最中です。
障がい者は病気になっても受け入れてくださる病院も少なく、異変があってもすぐに対応できるとは限らない為、できるだけ生活習慣病にならない、悪化させないようにする責務があるなぁ、と日々感じております。
以上、ご参考になれば嬉しいです!
2022/06/28