こんにちは。うちは全寮制高校の給食です。
魚介類アレルギーがある子、家が菜食で肉が食べられない子などが毎年一定数いるので、代替食を出しています。 車麩・豆腐・高野豆腐なども使いますが、献立によっては大豆ミートを使っています。 おいしく作ることはできますよ、まずサンプルをもらって色々試してみては、と思います。 水洗いを何度もしなくても生姜醤油で下味をつけてから炒めたり、唐揚げにした後油淋鶏的な酢醤油ベースのタレをかけたりすると臭みも気にならず、おいしいですよ。(肉より安い、乾物なので管理が楽、というのもプラスです)
文章拝見して気になったことは、施設長さんがおいしいと思ったから取り入れたいのか、業者の営業に説得or付きあいで定期的に商品を購入したい為に菜食にしたいのか、なんだか微妙に見えてしまった点です。
もし本当に前者なら、菜食にも様々な思想や理念、食材の使用範囲、料理体系がありますので、業者さんの考えではなく、施設長さんのやりたい菜食はどういう種類のものなのか、具体的に聞いた方がよいのではないかということです。
それによって、日常的に取り入れることが可能なものは沢山あるのではないかと思います。 味付けも素材の味を引き出して塩だけでおいしい重ね煮や、バターの使用量ほとんどなしのシチューやグラタンがつくれますし。
逆に後者ならば、金を出す人が使いたい素材があって、2週に1回それ使うだけでいいなら、取り入れちゃえば?くらいのことではないかしらん? 唐揚げや肉野菜炒め風や麻婆豆腐などはコツをつかめばおいしく作れますので、試作してみておいしく提供出来そうなものをサイクルで入れていけばいいような…。
(そもそも動物愛護系のべジでない限り「食べ方」全体をコントロールする思想があるので、2週に一回菜食をとりいれても他の献立がそこと整合性ないとあんまり意味がないハズ・・・施設長さんどうしたいのかしらん?)
この際なんで施設長さんと沢山おしゃべりしてみては? himari さんはこういう思いで給食作っている、子どもたちにこういうものを食べてほしい、今の施設はこんな可能性があるがこういうことは難しい、など伝えると同時に、施設長さんがどんな事考えているかもうかがえれば、日常仕事しやすくなりますしね。
himari さんご自身もこれも何かの縁ですから、いろいろ食べ歩いてみたり、試作されてみたらいかがでしょう。自分に合うタイプのものもあると思いますので。世界が広がって楽しいですよ! 私は台湾の素食や大谷ゆみこさんの穀物菜食がおいしくて楽しかったです。
日常業務で手いっぱいの中、新たな案件くるとムキャーッってなりますけど、チャンスにできるといいですね! 長文乱文しつれいしました。
2014/10/26