学校給食に携わる者です。
今回は「アレルギー対応を学校がどの程度まで行ってあげるべきか」について皆様のご意見をお聞かせいただきたいと思っています。
私の地域は市での統一献立で、自校式調理を行っています。
現在卵、乳・乳製品アレルギーを持つ児童がおり、
給食室で除去食、場合により保護者によるお弁当対応をお願いしています。
来年度から小麦アレルギーの子供が入ってきます。
保育園では今までパンの時はご飯を持っていく程度で、おかずに小麦が含まれるときは違うものを作ってもらっていたそうです。
(たとえばカレーの時は煮物に変えてもらう等)
私の市の給食はパンやルー献立も多く、加工食品に小麦を含むことも少なくありません。
もし給食をそのまま食べられるとしたら週に1度あるかどうかというところです。
初めにも話した通り、統一献立のため独自に何か食品を買って作り変えることはできません。
卵、乳には、入れなくても作れるものは除去してきましたが、小麦は難しそうです。
今のところこの子については全面的にお弁当をお願いしざるを得ないという学校側の意見です。私も仕方がないと思います。
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前置きが長くなりすみません。ここからが本題です。
この学校は週に1度訪問するところで栄養士が常勤ではありません。
毎回養護教諭・教員等との連携によりアレルギー対応を進めています。
そこで「今後アレルギー児童は、卵・乳を含め、みんなお弁当にすればよいのよ」という話が出ました。
調理員も少ない人数で大量調理を受け持っているため、除去食は負担が大きいでしょ、との配慮の意味でこのような意見が出ました。
事故が起こるのを不安視しているようです。
確かに調理員は大変です。私自身も毎回慎重にアレルギー確認をして大変と言えば大変です。
しかし、だからといってアレルギーのある子供を保護者に押し付けてよいのでしょうか?
保護者に学校はなんでも対応してくれると思われてもいけませんが、厄介払いのような形になってしまうのもどうかなと思ってしまいました。
このご時世でアレルギー対応もピリピリしていますので、軽率な発言はできませんが、私はできる限りは協力してあげたいと思っています。
みなさんはどう思われますか?
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