いつも皆様のご質問・ご回答を拝見し勉強させていただいています。
今回はじめてご質問させていただきます。
最近、訪問栄養指導をはじめています。
以下の患者様についてご意見伺いたく存じます。
【患者情報】86歳 女性
疾患名:糖尿病、脊柱管狭窄症
生活状況:寝たきり 精神疾患ある夫と2人暮らし 生活保護
身体所見:身長148㎝、体重84~86㎏前後、BMI38~39前後 全身浮腫著明
血液検査:TP6.7、Alb2.7、AST17、ALT13、T-Cho148、HDL50、LDL85、TG85、UA4.8、BUN17.6、Cr0.49、Na134、K3.6、BS164、HbA1c7.2、Hb9.5、NT-proBNP120
薬剤処方:血糖降下薬2剤、利尿剤、便秘薬、BCAA製剤(低アルブミン血症に対し食事でのタンパク摂取が難しいため処方されています)
食事内容:1日1食は配食弁当利用。その他はふりかけご飯・納豆ご飯、カップ焼きそば、素うどん等。間食はフルーツ・アイス・和菓子等。食事1食あたりの量は1人前前後(ご飯150g程度、焼きそばは半分等。食事場面同席もしており1食の量はこの程度と確認済。)
ただし、生活リズム乱れており食事と間食の頻度は不透明。
⇒把握しているもの+推測も込みで1200~1400kcal、タンパク質35~45g、塩分7g前後と推測しています。
飲水制限1000mlだが実際は1500mlは摂取。
主介護者の夫は精神疾患があり、介護力なし。ヘルパー等サービスは最大限利用しています。
1年程前に心不全(胸水貯留)にて入院。入院中、1200kcal塩分6g水分制限、利尿剤の管理で当時95㎏あった体重が水分が抜け75㎏程度に減少。退院後は増減繰り返しながら72~76㎏、今年に入り増加に傾き現在に至ります。体重増加は浮腫による影響が強いと考えますが、浮腫の原因がタンパク不足なのか塩分過多、単に水分過剰なのか、全てなのか、原因の特定と食事での対応に頭を悩ませています(塩分を気にするとタンパク摂取が激減してしまう、そもそも経済的な面で買える食品が限られるなどもあります・・・)。さらにこの方、毎回ショートステイに2~3泊すると4~5㎏程度体重減少されてきます。これは、食事よりも飲水量が管理されているためですよね?自宅でもやはり飲水量の管理が最優先、食事管理ができない以上、飲水量の管理のみ行ってもらうのが効果的なのでしょうか。
皆さまのご経験からご意見伺えれば幸いです。
【追記:2024/04/09 14:27】
入院先の医師からは、水分塩分制限の徹底をと言われていますが、
在宅の主治医とは、水分多く摂った分は尿量が多く出ているし、低アルブミンの改善が優先ではないかとともに悩んでいます。
※こちらの質問は投稿から30日を経過したため、回答の受付は終了しました
3人が回答し、0人が拍手をしています。
1/1ページ