褥瘡ケア計画書の栄養状態の評価に亜鉛は必要?

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2013/09/18 23:20:33

療養型の病院で勤務している管理栄養士です
現在参加している褥瘡委員会で、マニュアルの見直しを行っています。
褥瘡ケア計画書についてなのですが、栄養状態の評価の欄に当院では総蛋白、アルブミン、亜鉛の生化学データを記入する欄があります。
この亜鉛をこのまま褥瘡ケア計画書に残しておくべきか討論されております。
現在褥瘡発生者のTPやAlbはだいたい1回/2週間~1回/月ですが、亜鉛の検査は1回/半年程度です。そのため褥瘡ケア計画書にはほとんど未記入の場合が多いです。亜鉛欠乏と創傷治癒の関係について注目をされたころには、TPやAlbと同じように亜鉛データをモニタリングし、低値の場合には強化を行ったりもしていました。しかし最近は亜鉛データはさほど褥瘡治療に反映されていません。でも、褥瘡治癒促進のためにアルジネードやVクレスなどを提供するので結局亜鉛強化にもつながっているのですが。。。

褥瘡管理ガイドラインでは、亜鉛やアルギニン、アスコルビン酸が欠乏しないように補給してもよいが推奨度C1となっています。。。
個人的には、推奨度もそれほど高くないので褥瘡ケア計画にわざわざ記入欄を設けるほどではないのかな。という気はしています。
みなさんの施設、病院の褥瘡ケア評価で亜鉛をどのくらい重要視していますか。また、褥瘡と血中亜鉛値との関係について最近の見解などご存知の情報がありましたら教えて頂けないでしょうか。参考にさせて頂きたいです。

説明がうまくできず、質問内容を理解できないかもしれませんが、どうかよろしくお願いいたします。

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