食道癌術後、胃瘻造設となった患者の経腸栄養

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2014/12/25 00:18:29

約2年前食道癌にて食道亜全摘胸壁後再建術、腸瘻造設術を受けられた患者についての相談です。術後に乳び胸発症し長期入院となっていました(半年くらい)。

状態改善し自宅退院となりましたが、その後も腸瘻起点のイレウスを複数回起こし入退院を繰り返していました。

元々嚥下機能は問題ありませんでしたが、その方が3か月前に誤嚥で入院されました。ICU入室し、呼吸状態も悪く気切を施行されています。一般病棟転棟後も継続した嚥下リハビリを続けていましたが、誤嚥してしまいます(何度も唾液誤嚥を起こすのでカニューレはカフ付)。
栄養投与はICU入室時より経鼻胃管で管理。栄養剤は半消化態栄養剤1.5kcal/ml、60ml/h、24時間持続投与で多めの2160kcal。血液検査上過剰所見なし、下痢なし、嘔吐なし。


経鼻栄養長期となり嚥下リハビリがすすまないため、先週胃瘻造設されています(心窩部あたりから)。栄養投与は上記内容と同じです。
今後自宅退院予定ですが。胃瘻からの栄養投与について医師より相談を受けました。食道手術で胃管再建しているため、間欠投与は逆流リスクあるため避けたいとのこと。半固形化も検討しましたが、逆流を起こした際、窒息につながるかもしれない…噴門もないし…。
体重増加も見られるため自宅退院後は1600kcalくらいまで抑えてもらう予定ですが、胃瘻管理が家族となるためできるだけ負担のないようにしたいと考えています。経腸ポンプについては貸し出せるという話をききました。
自分が考えているのは高濃度栄養剤(2kcal/ml)を日中持続投与、夜間はなし。必要水分はフラッシュでカバーするという方法です。


身長161cm 体重46kg(入院時)→50kg(現在)
浮腫はありません。体重増加はおそらく、筋肉や脂肪(おそらく脂肪が増えている)
Alb2.8g/dl TTR24mg/dl CRPはここ一カ月1mg/dl前後 


経験不足なので何か知恵をいただければとおもっています。
情報足らずであればすみません。

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