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ご存じの方は多いと思いますが、来年度の診療報酬改定は、回復期リハビリ病棟を有している病院にとっては大きな変化だと思います。
概要として、1.入院栄養指導料を包括範囲から除外されること。2.リハビリーテーション実施計計画に栄養士も参画すること 3.入棟時の患者の栄養状態の確認・定期的な評価・計画の見直しを他の医師含めた医療従事者と共同して行う事
が新たに加わることになるとされています。
栄養指導が算定できるのは大きいですね。特別食や嚥下訓練をうけている方も多いので普段の栄養指導が算定できるのはありがたいです。
リハビリテーション総合計画書に管理栄養士も参画する、という内容については、骨子には「リハビリテーション実施計画又は、リハビリテーション総合実施計画書における栄養関連項目を必ず記載すること」とあり、もともとある栄養状態などの記載欄を追加するとあります。
この計画書は作成するだけでなく当然ながら定期的な評価が必要となるもので、当院では月に1度のリハビリカンファレンスで行っているようです。また、それとは別に「重点的な栄養管理が必要な患者については栄養状態に関する再評価を週1回以上おこなうこと」とあります。これも栄養士のみで評価するのではなく、多職種で評価すること、とされています。
この加算は、食事療養1、2のように、1〜6段階まであり、1を算定する場合のみ、管理栄養士の参画が条件とされています。当院は、これから算定にむけて検討する予定ですが、回復期リハビリ病棟で勤務されている方で同じように検討されている方がいらしたら、状況をお聞かせいただけますか?特にすでに1を計画しているという方がいらしたらどのような体勢で勤務するのか教えていただけると嬉しいです。
ちなみに当院は169床のうち、46床が回復期リハビリ病棟となっています。栄養科は調理委託で病院側の管理栄養士は2名です。
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